車いすラグビーを通して描かれる「人の変化」とチームの成長

TBS日曜劇場「GIFT」は、車いすラグビーを舞台にしたヒューマンドラマとして、多くの視聴者の心を動かしています。

第4話までを通して感じる最大の魅力は、“勝つこと”だけではなく、「人が人と関わることで変化していく姿」が丁寧に描かれていることです。

毎回、次の展開が気になりながらも、少しずつチームの結束力が強くなっていく過程に惹き込まれます。

私自身、ドラマを見るときは、ストーリーだけでなく「この人物を色で表現すると何色だろう?」という視点でも観察しています。

今回は、堤真一さん演じる孤独な天才宇宙物理学者・伍鉄文人(ごてつ・ふみと)に注目し、色彩心理の視点から読み解きます。

日曜劇場「GIFT」とはどんなドラマか

弱小チームと孤独な天才が出会い、変化していく物語

「GIFT」は、車いすラグビーの弱小チーム“ブレイズブルズ”を舞台にした物語です。

天才的な頭脳を持つ宇宙物理学者・伍鉄文人が、問題だらけのチームと関わることで、仲間・家族・愛を知っていく姿が描かれています。

伍鉄は非常に優秀である一方、人との距離感が独特で、思ったことをそのまま口にしてしまう人物。
そのため周囲から孤立し、自分の世界の中で生きてきました。

しかし、車いすラグビーという“人と人がぶつかる競技”と出会ったことで、彼の世界は大きく変わり始めます。

最初は噛み合わなかったメンバーたちが、ぶつかり合いながらも少しずつ理解を深めていく。
その変化が、このドラマの大きな魅力です。

伍鉄文人を色で表すならこの2色!

宇宙の深さを感じさせる、本質を見抜く色

私が第4話までを見て感じた伍鉄の象徴カラー1つ目は、「インディゴ(藍色)」です。
(第5話以降、他の個性の色が出てくるかもしれません・・・)

インディゴは、深い夜空や宇宙の奥行きを感じさせる色。
表面的な情報ではなく、“物事の本質”を見ようとする視点を象徴しています。

宇宙物理学者という職業とも重なりますが、伍鉄は常に「本当の問題は何か」を見ようとしています。

周囲が感情でぶつかっている時も、彼はその奥にある原因を見抜こうとしている。
だからこそ、時に冷たく見えたり、理解されにくかったりするのです。

しかし、インディゴタイプの人は、誰かを否定したいわけではありません。

本当に必要なことは何か。
チームが変わるために必要なことは何か。

そこに意識が向いているからこそ、表面的な言葉ではなく、本質を突く言葉になります。

本質を見抜く人ほど、周囲とズレやすい

「正しさ」が理解されるとは限らない理由

現実社会でも、伍鉄のように“本質を見る人”は少なくありません。

例えば、

・曖昧な説明に違和感を持つ
・その場しのぎの対応が苦手
・根本原因を考えたくなる
・相手の本音を敏感に感じ取る
・表面的な付き合いに疲れやすい

そんな特徴があります。

ですが、本質を見抜く人ほど、周囲との温度差を感じやすくなります。

なぜなら、多くの人は「今うまくいっているように見せること」を優先しやすいからです。

しかし、本当に組織を変える人は、“見ないようにしている課題”にも向き合います。

伍鉄もまた、チームに合わせることより、「勝つために必要なこと」を伝え続けています。

それが、少しずつメンバーたちの意識を変えていくのです。

宇宙だけでなく「黄色」の明るさも持っている!

個性と希望が、チームを動かしていく

一方で、伍鉄にはインディゴだけではない色も感じます。

それが、黄色です。

黄色は、「個性」と「希望」を象徴する色。

伍鉄は周囲に合わせることを優先せず、自分の視点や考えを貫いています。
だからこそ最初は孤立します。

ですが、その“周囲に流されない個性”があったからこそ、停滞していたチームに新しい変化が生まれ始めました。

特に印象的なのは、伍鉄の影響によって、周囲のメンバーたちも少しずつ“自分らしさ”を出し始めていることです。

山田裕貴さん演じる宮下涼、本田響矢さん演じる朝谷圭二郎も
伍鉄という異質な存在と関わることで、少しずつ「自分はどうしたいのか」という部分が見え始めています。

つまり伍鉄は、自分が目立とうとしているわけではなく、“周囲の個性まで引き出している存在”なのです。

これは、色彩心理でいう黄色の特徴とも重なります。

黄色のエネルギーは、自分だけが輝くのではなく、「周囲にも光を当てる力」があります。

そしてもう一つ印象的なのが、“希望”です。

最初はバラバラだったメンバーたちが、少しずつ「このチームなら変われるかもしれない」と感じ始めている。

それぞれが、自分の役割や存在価値を見つけ始めているからこそ、チームの空気も変化しているのではないでしょうか。

個性を押さえ込むのではなく、それぞれの違いを活かし始めた時、チームは強くなる。

TBS日曜劇場「GIFT」は、そのことを丁寧に描いているドラマだと感じます。

個性を押さえ込む組織は弱くなる

強いチームに必要なのは「多様性」いかに「違いを活かせるか」

「GIFT」を見ていて感じるのは、強いチームとは“同じ考えの人を集めること”ではないということです。

むしろ、本当に必要なのは、「違いを活かせること」。

組織では、空気を読むことが優先され、自分の意見を飲み込んでしまう人も少なくありません。

ですが、それでは新しい発想は生まれません。

伍鉄のように、周囲と違う視点を持つ人がいるからこそ、停滞していたチームが動き始めることがあります。

個性とは、“合わせられないこと”ではなく、“その人にしかない価値”。

「GIFT」は、そのことを丁寧に描いているドラマだと感じます。

人は「自分の色」を認められた時に変わる

自分らしさが、組織の力になる

多くの人は、「周りに合わせなければ」と思っています。

ですが、本当に力を発揮できるのは、“自分らしさ”を活かせた時です。

伍鉄は、一般的なコミュニケーションが得意ではありません。

それでも、彼の視点や発想はチームに必要不可欠です。

つまり、「周囲と違うこと」は弱みではなく、時に組織を前に進める大きな力になります。

だからこそ大切なのは、

「自分にはどんな特長があるのか」
「相手はどんな価値観を持っているのか」

を知ること。

色彩心理は、その“違い”を理解するための大きなヒントになります。

「GIFT」は“人の可能性”を描くドラマ

人は関わりの中で変わっていく

第4話までを通して感じるのは、「GIFT」は単なるスポーツドラマではないということです。

それぞれが悩みや葛藤を抱えながらも、人と関わることで少しずつ変化していく。

特に伍鉄は、“答えを導き出すこと”は得意でも、“人との距離感”には不器用でした。

しかし、チームと関わる中で、彼自身も変わり始めています。

その変化こそ、多くの人がこのドラマに惹き込まれる理由なのではないでしょうか。

今後、伍鉄のインディゴがどのようにチームへ影響していくのか。
そして、それぞれの個性がどう結びついていくのか。

これからの展開も非常に楽しみです。

離職防止・チームビルディングのための実践方法

色彩心理は、「好きな色を楽しむ」だけではありません。

・部下とのコミュニケーション
・チームづくり
・リーダー育成
・接客
・営業
・自己理解
・強み発見

など、仕事や人間関係にも活かすことができます。

「相手のタイプが分からない」
「伝えているのに伝わらない」
「チームがまとまらない」

そんな課題を、“色”という視点から整理していくことで、人との関わり方が変わっていきます。

アドバンスカラーセラピーでは、
相手の特性に合わせた関わり方を体系的に学び、
「伝わる指導」「成長を引き出すコミュニケーション」を実践的に身につけることができます。

現場で即活用できるスキルとして、企業研修にも導入されています。

人材育成は「やり方」次第で、
組織の成長スピードが大きく変わります。

・思うように人が育たない
・リーダーに任せきれていない
・現場と研修がつながっていない

その状態のままでは、変化は起きません。

本研修では、強みを生かし行動が変わる仕組みを取り入れ、
現場で実践できる形でコミュニケーション研修を行います。

▶ まずは貴社の状況をお聴かせください
▶ 課題整理から具体的な研修プランまでご提案いたします

お気軽にご相談ください。
グループ研修、個人的なコーチング方法をお選びいただけます。

アドバンスカラーセラピーは、
癒しだけを目的としたものではなく、
前進のために心を整え、思考と行動を結び直す手法です。

研修の詳細やご相談は、お気軽にお問い合わせください。
監修、研修実績は→こちらからご覧いただけます。
出張対応も可能です。全国出張を行なっております。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

【コラム執筆】荒岡真由美(プロフィール
Color Presents/アドバンスカラーセラピー本部代表
アドバンスカラーセラピー開発者
研修講師歴26年
大学時代から色彩について学び、印刷・化粧品・ブライダル業界を経て独立。2009年、誰でも扱える名刺サイズの色彩心理ツール「アドバンスカラーセラピー」(アドバンスカラーは商標登録取得済)を開発。資格取得した門下生は3800名超。企業・団体研修を通じ、色彩心理を活用したコミュニケーション力向上や人材育成を支援。商工会でのエキスパート講師やイベント登壇、カラープロデュースなど活動は多岐にわたり、組織や人の可能性を引き出す取り組みを続けている。

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Color Presents
電話 04-2935-1666

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Color Presents(アドバンスカラーセラピー 本部)は埼玉県SDGsパートナーに登録されています。