月9ドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」から学ぶリーダーシップ|北村匠海さん演じる朝野峻一を色彩心理で解説
北村匠海さん演じる朝野峻一から見る、情熱を生かすリーダーシップとは
高校生たちが“宇宙日本食”として開発したサバ缶が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の認証を受け、国際宇宙ステーション(ISS)で宇宙飛行士に実際に食べられるまでの実話をもとにしたフジテレビドラマ「サバ缶、宇宙へ行く」。
地域・学校・生徒たちが一丸となって夢へ挑戦していく姿だけでなく、生徒たちに本気で向き合い続ける教師たちの成長も大きな見どころです。
私自身、ドラマを見るときは、ストーリーだけでなく「この人物を色で表現すると何色だろう?」という視点でも観察しています。
北村匠海さん演じる朝野峻一を色で表すと?
北村匠海さん演じる朝野峻一は、“赤の色彩心理”を象徴する人物として非常に興味深い存在です。
赤は「情熱」「行動力」「突破力」を意味する色。
一方で、その気質がオーバーになると、想いが強すぎるあまり、周囲が見えなくなったり、感情が先走ったりすることもあります。
新米教師時代の朝野峻一には、まさに“オーバー気質”が色濃く表れていました。
しかし経験を重ねる中で、熱い想いをコントロールし、本当に必要な場面で力を発揮できる人物へと成長していきます。
本コラムでは、「サバ缶、宇宙へ行く」の朝野峻一を通して、“赤の色彩心理”が持つ特徴や、情熱を成長へ変えるために必要なことを解説します。
「赤」の色彩心理とは?

色彩心理において赤は、生命力やエネルギーを象徴する色です。
赤を見ると、交感神経が高まり、心拍数や体感温度が高くなりやすくなると言われています。
※行動力アップと言われる理由はここにありますが、必ずしも誰もが赤を見ると行動力がアップするわけではありません。
そのため、赤を好む人や赤の性質を強く持つ人には、次のような特徴があります。
・行動力がある
・決断が早い
・情熱的
・負けず嫌い
・結果を求める
・周囲を引っ張る
・挑戦を恐れない
・リーダーシップがある
教育現場や企業では、周囲を動かす原動力となる存在です。
しかし赤は、エネルギーが強い分だけ、“強すぎるオーバーな状態”になると下記の状態も生じます。
・勢いで突っ走る
・感情的になる
・相手のペースを待てない
・言葉が強くなる
・「自分が正しい」が強くなる
つまり「人を動かす力」にも、「周囲を疲弊させる力」にもなるのです。
新米教師時代の朝野峻一に見える“赤のオーバー気質”
ドラマ序盤の朝野峻一には、“赤らしさ”が非常に強く表れていました。
生徒のために本気で向き合う。
理想を諦めない。
不可能と言われても挑戦する。
これは赤の持つ前進力そのものです。
ただ、新米教師時代の朝野峻一は、想いが強いからこそ、その熱量がオーバー気味に出てしまう場面もありました。
「生徒のために」という気持ちが強すぎるあまり、自分の理想や正しさを優先してしまう。
その結果、生徒の想いを優先できず、後悔する場面も描かれていました。
赤タイプの人は、
「まず動く」
「今すぐ変えたい」
という気持ちが強いため、周囲との温度差が生まれやすい特徴があります。
特に教育現場では、
“正しさ”だけでは人は動きません。
相手のタイミングや気持ち、
理解のスピードを見る必要があります。
しかし、赤のエネルギーが強い時ほど、
「なぜ伝わらないのか」
「なぜ動かないのか」
という焦りにつながりやすいのです。
それでも朝野峻一が魅力的なのは、
根底にあるのが“自分のため”ではなく、
“生徒への想い”だからでしょう。
だから、生徒も周りもついてきていていた。
赤タイプの人は、不器用でも本気です。
だからこそ、人の心を動かす力があります。
成長した朝野峻一に見える“成熟した赤”
物語が進むにつれ、朝野峻一の関わり方には大きな変化が見えてきます。
最初は、自分の熱量で周囲を引っ張ろうとしていた。
しかし経験を重ねる中で、“相手を見る力”が育っていきます。
これは色彩心理でいう「成熟した赤」の状態です。
成熟した赤は、
ただ熱いだけではありません。
・必要な時に力を出す
・感情をコントロールできる
・相手を見ながら関わる
・周囲を活かす
・守るべきもののために動く
という特徴があります。
つまり、
「自分の情熱」
から
「相手を活かす情熱」
へ変化しているのです。
その変化が特に見えるのが、出口夏希さん演じる卒業生・菅原奈未が新任として戻ってきた場面です。
まさに、新米教師時代の朝野峻一、それ以上の熱量で真っ直ぐ関わります。
しかし成長した朝野峻一は、以前よりも感情を表に出さず、状況を見ながら冷静に動くようになっています。
だからこそ、菅原奈未から見ると、その姿がどこか“冷たい”ようにも映ってしまいます。
けれど実際は、情熱がなくなったわけではありません。
むしろ逆です。
経験を重ねたことで、
「感情のまま動くこと」と
「生徒のために動くこと」は違うと知り行動する段階に入っています。
熱量を抑えているのではなく、
必要な場面に力を集中できるようになった。
生徒にはできない「自分だからこそできる」「自分がやるべきこと」に視点を置き動けるようになっています。
「地に足をつけ行動する」これこそが、“成熟した赤”の大きな特徴です。
本当に強い人は、感情を爆発させる人ではありません。
必要な時に、必要な熱量を使える人です。
赤タイプの人が成長するために必要なこと

赤タイプの人は、周囲を動かす力があります。
しかし、その力を長く活かすためには、“調整力”が必要になります。
1. 相手のペースを見る
赤タイプは、自分のスピードが基準になりやすい傾向があります。
しかし、人にはそれぞれタイミングがあります。
相手が受け取れる状態かどうかを見ることで、コミュニケーションは大きく変わります。
2. “正しさ”より“関係性”を大切にする
赤タイプは、「間違いを正したい」という気持ちが強くなりやすい特徴があります。
しかし教育や組織では、
正論だけでは人は動きません。
相手との信頼関係があるからこそ、言葉が届きます。
3. 熱量をコントロールする
熱意があることは素晴らしいことです。
ただし、熱量が強すぎると、相手には“圧”として伝わることがあります。
大切なのは、
情熱を消すことではなく、
“必要な時に使える状態”にすることです。
これはリーダーにも、教師にも、親にも必要な力です。
色彩心理を知ると、人間関係が変わる

色彩心理を学ぶと、
「なぜこの人はこう動くのか」
が見えてきます。
赤タイプの人は、
「すぐ行動したい」
「早く変えたい」
と思います。
一方で慎重タイプの人は、
「まず考えたい」
「安心してから動きたい」
と感じます。
どちらが正しいわけでもありません。
ただ、“価値観の違い”があるだけです。
この違いを理解できるようになると、
「この人は慎重派なんだ」
「この人はまず動きたいタイプなんだ」
と、相手を責めずに見られるようになります。
自分自身においても自分を受け入れ、自分の強みや個性を生かせるようになります。
その結果、職場でも家庭でも、人間関係がスムーズになっていきます。
ドラマから学べる“本当の情熱”
「サバ缶、宇宙へ行く」は、
夢へ挑戦する青春ドラマであると同時に、
“人の成長”を描いた作品でもあります。
朝野峻一の姿から見えてくるのは、
情熱とは、
ただ熱くなることではない。
相手を想い、
必要な時に力を使い、
相手の可能性を信じること。
それこそが、“成熟した赤”なのです。
勢いだけでは続かない。
でも、熱量をコントロールできる人は強い。
教育現場でも、
企業でも、
今求められているのは、
感情に振り回されるリーダーではなく、
自分の強みを理解し、それを生かせるリーダーだと各地でリーダー研修や、コミュニケーション研修を実施する中で実感しております。
それが、ハラスメントの防止や離職防止、チームビルディングにつながります。
そして大切なのは、
赤のような行動力だけが優れているのではなく、
それぞれが持つ個性や特性を生かすこと。
前に進める力を持つ人。
慎重に支える人。
調和を大切にする人。
アイデアを生み出す人。
どのタイプにも必要な役割があります。
色彩心理は、
「自分にはどんな強みがあるのか」
「相手はどんな価値観を大切にしているのか」
を理解するヒントになります。
一人ひとりの違いを認め、
強みを活かし合える組織こそ、
今の時代に大切であると実感しているからこそ、研修を行う上でも大切にしています。
離職防止・人材育成に悩むリーダーのための研修
色彩心理は、「好きな色を楽しむ」だけではありません。
・部下とのコミュニケーション
・チームづくり
・リーダー育成
・接客
・営業
・自己理解
・強み発見
など、仕事や人間関係にも活かすことができます。
「相手のタイプが分からない」
「伝えているのに伝わらない」
「チームがまとまらない」
そんな課題を、“色”という視点から整理していくことで、人との関わり方が変わっていきます。
アドバンスカラーセラピーを活用した研修では
相手の特性に合わせた関わり方を体系的に学び、
「伝わる指導」「成長を引き出すコミュニケーション」を実践的に身につけることができます。
現場で即活用できるスキルとして、業種問わず、企業研修に多数導入されています。
人材育成は「やり方」次第で、
組織の成長スピードが大きく変わります。
・思うように人が育たない
・リーダーに任せきれていない
・現場と研修がつながっていない
その状態のままでは、変化は起きません。
Color Presentsの研修では、強みを生かし行動が変わる仕組みを取り入れ、
現場で実践できる形でリーダー育成を行います。
▶ まずは貴社の状況をお聴かせください
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アドバンスカラーセラピーは、
癒しだけを目的としたものではなく、
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監修、研修実績は→こちらからご覧いただけます。
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![]() | 【コラム執筆】荒岡真由美(プロフィール) Color Presents/アドバンスカラーセラピー本部代表 アドバンスカラーセラピー開発者 研修講師歴26年 大学時代から色彩について学び、印刷・化粧品・ブライダル業界を経て独立。2009年、誰でも扱える名刺サイズの色彩心理ツール「アドバンスカラーセラピー」(アドバンスカラーは商標登録取得済)を開発。資格取得した門下生は3800名超。企業・団体研修を通じ、色彩心理を活用したコミュニケーション力向上や人材育成を支援。商工会でのエキスパート講師やイベント登壇、カラープロデュースなど活動は多岐にわたり、組織や人の可能性を引き出す取り組みを続けている。 |
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