はじめに:なぜ部下は言った通りに動かないのか

「部下に同じことを何度も言っているのに変わらない」

「言ったはずなのに動いてくれない」

多くの管理職が抱える悩みではないでしょうか。

管理職に求められる役割のひとつが 部下の指導 です。

しかし、ただ正しいやり方を伝えるだけでは、部下が思うように成長してくれないことも少なくありません。

そこで重要になるのが、部下を指導する上での「言い方」「伝え方」「育て方」

本記事では「部下の指導で大切なこと」を心理面から解説し、管理職が実践できる具体的なアプローチをご紹介します。

部下は「分かっている」のに動けない理由

部下の指導でよく見られるのが、知識としては理解しているが、行動が変わらないケースです。

例えば

「報告はもっと早く」

「準備をしっかりしてから取り組むように」

と伝えても、翌日からすぐに改善されるとは限りません。

部下自身も「できていないこと」に気づいていることもありますが、実感として腑に落ちていないと行動には移せません。

つまり、

  • 分かっているけれど必要性を感じていない

  • 知識はあるけれど自分ごとになっていない

    この状態では行動が変わらないのです。

    メモを一生懸命とっていても、残念ながら生かされていないこともあります。
    なんで?あんなにメモを取っているよね
    ということもあるのではないでしょうか。

言い方・伝え方で部下の行動は変わる

部下の指導において大切なことの一つが、言い方と伝え方です。

同じ内容でも伝え方次第で部下の受け止め方は大きく変わります。

  • 「なんでまだできていないんだ!」

     → 部下は「叱責」として受け止め、萎縮する。

  • 「ここができると、もっと成果につながるよ」

     → 部下は「成長のヒント」として受け止め、行動の意欲につながる。

つまり、部下が自分の成長と結びつけて理解できるような「伝え方」が、行動の変化を生み出します。

部下の育て方:指示ではなく支援


部下を「育てる」とは、言われたことをやらせることではありません。

自ら考え、行動できるようにサポートすることが、本当の育て方です。

そのために管理職ができる具体的なアプローチを3つご紹介します。

  1. 気づきを与える質問をする

     「どうすればよかったと思う?」と問いかけることで、本人に考える力を養わせる。

  2. 小さな成功体験を積ませる

     「ここは前より早くできたね」など、できた点をフィードバックして自信を持たせる。

  3. 行動の背景を理解する

     なぜできなかったのかを責めるのではなく、心理面や環境要因を把握して支援する。

この3つを実践することで、部下は「言われたからやる」存在から「自分で考えて動く」存在へと成長していきます。

気づきを促すツール:アドバンスカラーセラピー

私自身も「気が利かない」と言われ続け、行動がなかなか変わらなかった経験があります。

しかし、アドバンスカラーセラピーによる自己分析を通じて初めて「なぜ動けないのか」に気づき、「自分ができることは何か」を考え行動できるようになりました。

そして、今では逆に指導する立場ですが、本人が繰り返してしまうミスに対して「今度はこうします」と自ら考え言ってくれるようになっています。

アドバンスカラーセラピーは心理学でいう投影法を応用しており、色を通じて本人が無意識の状態に気づくことができます。

指導者がこの方法を取り入れることで、部下が自ら「気づき→行動」へ移るサポートが可能になります。


本人自ら考えて動けるようになるということは、指導する側とされる側の双方のストレス減るだけでなく前向きに成長できるのです。

まとめ:管理職に求められる部下指導の姿勢

部下の指導で一番大切なことは、正しい答えを押し付けることではなく、気づきを促し、成長を支援することです。

  • 部下は「分かっているのにできない」ことがある

  • 言い方・伝え方を工夫すれば行動が変わる

  • 育て方は「自ら考え、動ける部下」を支援すること

これらを実践するためには、管理職自身が学び、スキルを磨き続ける必要があります。

その学びの場として「管理職研修」が有効です。

人数問わず、柔軟に対応可能です。

Color Presentsでは、各企業の課題に応じオーダーメイドの研修を提供しています。

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【コラム執筆】荒岡真由美(プロフィール
Color Presents/アドバンスカラーセラピー本部代表
アドバンスカラーセラピー開発者
大学時代から色彩について学び、印刷・化粧品・ブライダル業界を経て独立。2009年、誰でも扱える名刺サイズの色彩心理ツール「アドバンスカラーセラピー」(アドバンスカラーは商標登録取得済)を開発。資格取得した門下生は3800名超。企業・団体研修を通じ、色彩心理を活用したコミュニケーション力向上や人材育成を支援。商工会でのエキスパート講師やイベント登壇、カラープロデュースなど活動は多岐にわたり、組織や人の可能性を引き出す取り組みを続けている。

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