気づいたら「もっとこうなりたい」「こうして欲しい」と求めていることはありませんか?


新しいものを手に入れたとき、目標を達成したとき、子どもや部下の成功を見たとき・・・。

その瞬間は確かに幸せを感じるのに、しばらくするとまた次の“何か”を求めている。

そんな経験はありませんか。

「もっとこうなりたい」「次はあれが欲しい」「こうして欲しい」。

これは人間が本能的に持つ“欲”の仕組みです。

しかし、この欲が暴走すると、どれだけ手に入れても満たされないという、終わりのないループに陥ってしまいます。

本コラムでは、心理学と色彩心理の視点から、

人間の“欲”との上手な付き合い方、そして心を整えるためのヒントをお伝えします。

1. 「欲」は生きるエネルギー

「人間は欲の生き物だ」と言われます。

この言葉を聞くと、多くの人は“悪いこと”のように感じますが、実は欲は、私たちを前に進ませる大切なエネルギーです。

「もっと良くなりたい」「認められたい」「安心したい」

その一つひとつが、行動の原動力になっています。

もし欲がなければ、成長も挑戦も生まれません。

大切なのは、「欲をなくすこと」ではなく、「欲とどう付き合うか」。

欲は人生のハンドルのようなもの。

握り方を間違えれば暴走しますが、上手に扱えば、あなたを望む場所へ運んでくれます。

2. 欲の階層「人は満たされると、次を求める」


心理学者アブラハム・マズローが提唱した「欲求段階説」によると、

人間の欲求は以下の5段階で構成されています。

  1. 生理的欲求:食事・睡眠など、生きるための基本的な欲求

  2. 安全の欲求:安心して暮らせる環境を求める欲求

  3. 社会的欲求(所属と愛の欲求):仲間や家族とのつながりを求める欲求

  4. 承認の欲求:他者から認められたい、尊敬されたいという欲求

  5. 自己実現の欲求:自分らしく生きたい、可能性を最大限に発揮したいという欲求

下位の欲求がある程度満たされると、次の段階へと進む。

つまり、欲は私たちを成長させる原動力でもあるのです。

問題は、その欲に“支配されてしまう”とき。

「手に入れても、また次を求める」という果てしない循環が始まります。

3. 欲が満たされるほど、求めすぎてしまう理由

面白いことに、欲がある程度満たされてくると、

人は「足りない部分」にばかり目が向くようになります。

「もっと良い環境がほしい」

「もっと自分をわかってもらいたい」

「もっと高く評価されたい」

最初は前向きな欲だったのに、

いつの間にか“比較”や“焦り”に変わっていくのです。

これは、人の脳が「快楽順応(ヘドニック・トレッドミル)」という性質を持つため。

つまり、満たされた状態に慣れてしまい、次の刺激を求め続けるのです。

トレッドミル(回転するベルト)の上を走り続けるように、

どれだけ努力しても“同じ場所にいる感覚”になる。

欲を完全に消すことはできません。

しかし、「あ、今の私は“求めすぎ”ているかも」と気づくだけで、

自分を立て直すきっかけになります。

欲を持つことは悪ではなく、欲に振り回されてしまうことが苦しみを生むのです。

4. 欲を整える3つのステップ

① 欲を「俯瞰」してみる

自分が今どんな欲に支配されているのかを、客観的に見つめてみましょう。

「安心したいのか」「認められたいのか」「意味を見つけたいのか」。

紙に書き出すだけでも整理が進みます。

② 満たされた欲を「手放す」練習

過去に努力して得た成果も、やがて“当たり前”になります。

そのときこそ、「ありがたい」「これで十分」という意識を持つこと。

一度満たされた欲を手放すことで、新しいエネルギーが生まれます。

③ 欲を「人と比べない」

他人の欲を基準にすると、どこまでいっても満足できません。

「自分のペース」「自分の基準」で欲を整えることが、

心の安定につながります。

5. 欲を整える“色”のヒント「必要な色は人それぞれ」


アドバンスカラーセラピーでは、色を通して“今の自分の欲”を知ることができます。

同じ「頑張りたい」という気持ちでも、選ぶ色が違えば、その背景の欲も異なります。

必要な色は人それぞれ。

今の心の状態、満たされている欲、欠けている欲によって変化します。

だからこそ、「今の自分はどの色を欲しているのか?」を知ることが、

欲を整える第一歩になります。

色は、心の鏡。

無意識の中で、あなたの欲のバランスを映し出しています。

こちらの無料アドバンスカラーセラピー 診断であなたの求めている色がわかります

まとめ

人間は、欲の生き物。

そして欲は、人生を前進させる力でもあります。

しかし、欲が満たされると人はさらに多くを求め、

いつの間にか「足りない」「もっと」と焦るようになります。

そんなときこそ、立ち返る力が必要です。

「私は、何を求めてここまで来たのか?」

「今の私は、何に満たされ、何に飢えているのか?」

欲を見つめ、整えること。

それが、自分らしく生きるための最も確かな方法です。

本コラムで紹介したような「心の欲の整理」や「思考の整え方」は、

アドバンスカラーセラピーの研修やセッションでも体験いただけます。

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【コラム執筆】荒岡真由美(プロフィール
Color Presents/アドバンスカラーセラピー本部代表
アドバンスカラーセラピー開発者
大学時代から色彩について学び、印刷・化粧品・ブライダル業界を経て独立。2009年、誰でも扱える名刺サイズの色彩心理ツール「アドバンスカラーセラピー」(アドバンスカラーは商標登録取得済)を開発し、資格取得者は3800名超。企業・団体研修を通じ、色彩心理を活用したコミュニケーション力向上や人材育成を支援。商工会でのエキスパート講師やイベント登壇、カラープロデュースなど活動は多岐にわたり、組織や人の可能性を引き出す取り組みを続けている。

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