「人は、自分に好意を持ってくれる人を好きになる」

これは単なる感情論ではなく、心理学で証明されている「返報性の法則」の一つです。

なかでも「好意の返報性」は、人間関係づくりの根幹にあります。

仕事でもプライベートでも、「なぜか協力してもらえる人」「自然と人が集まる人」がいます。

その人たちが無意識に使っているのが、この「好意の返報性」です。

本記事では、心理学的背景とともに、日常で活かすコツをお伝えします。

好意の返報性とは?「人は好かれると、相手を好きになる」

アメリカの心理学者アルバート・ムラビアンの研究によると、

人間の印象形成の多くは「感情」で決まります。

その中でも、相手から好意を向けられると、私たちは自然と「自分も好意を返したい」と感じる傾向があるのです。

これが「好意の返報性」。

つまり、好意を受け取ると「お返ししたくなる」心理が働きます。

ビジネスでも、上司や同僚、顧客に対して「信頼している」「いつも助かっています」と言葉や態度で伝えることで、

相手の中に「自分もこの人に良くしたい」という気持ちが生まれます。

この法則を知っているだけで、

人間関係の空気が一変することがあります。

「お世辞」ではなく「認める」が鍵

「好意を伝える」というと、「お世辞を言えばいいの?」と誤解されがちです。

しかし、返報性を生むのは「本心からの好意」です。

例えば、

・「今日のプレゼン、とても分かりやすかったですね」

・「あの対応、助かりました」

・「あなたがいると、場が明るくなりますね」

これらは単なる褒め言葉ではなく、

相手の努力や存在を認めるメッセージです。

相手が「自分を見てくれている」と感じた瞬間、

心理的な距離が一気に縮まります。

それが結果的に、信頼や協力関係を強めるのです。

好意を伝える3つの実践ステップ

①「相手の長所」に注目する

人は無意識に「欠点探し」をしてしまいます。

だからこそ、意識的に「良い点を探す」視点を持つことが大切です。

たとえば「いつも丁寧に仕事してくれる」「まとめ方が上手」「言葉づかいが穏やか」など、

相手の行動を観察し、小さな良さを見つけて言葉にしましょう。

②「タイミング」を逃さない

感謝や好意は、後からでは効果が薄れます。

「いいな」と思った瞬間に伝えることで、相手の心に残ります。

リアルタイムで伝えることが、返報性を強めるポイントです。

③「表情と言葉を一致させる」

言葉だけでなく、笑顔・声のトーン・アイコンタクトなど、非言語的な要素も大切です。

心理学では「非言語の一致」が信頼の鍵とされています。

どんなに良い言葉でも、表情が冷たければ伝わりません。

好意の返報性がうまく働かないときの注意点

「好意を伝えても反応が薄い」と感じるとき、

いくつかの原因が考えられます。

①相手が受け取りモードにない

忙しい、疲れている、信頼関係がまだ浅いときなどは、好意を受け取る余裕がありません。

焦らず、まずは「安心感」を与えることから始めましょう。

②見返りを求めている

「好意を返してもらいたい」という気持ちが透けて見えると、

返報性は働きません。

「相手のため」という姿勢を持つことが、結果的に良い循環を生みます。

③表現が過剰または不自然

褒めすぎる、媚びているように見えると逆効果です。

シンプルに、事実を認める言葉が一番伝わります。

「色で好意を伝える」

「相手の素敵なところを色に例える」
この方法は、日頃、想いを伝えていない相手、また初対面の相手にも自然と伝えやすい方法です。
色のチカラと心理法則を掛け合わせることで、

より深い人間関係を築くサポートになります。

この方法は、アドバンスカラーセラピー を用いた【コミュニケーション研修】【組織力UP研修】等で必ず取り入れ、チームを強くすることが立証されています。

一人ひとりが「まず自分から」好意を発信する。

それが信頼関係の基盤をつくり、結果的に成果にもつながっていくのです。

研修では、ただ色を伝えるだけでなく、オリジナルのアドバンスカラーカードを用いるからこそ、想いを言葉にしやすく、心理的安全性が保たれるよう工夫した場作りを提供しております。

【まとめ】

「好意の返報性」は、特別なテクニックではありません。

相手を思う心を、素直に表すこと。

それだけで、関係は驚くほど変わります。

人間関係に悩むときこそ、

まずは“自分から好意を伝える勇気”を持ってみてください。

その一言、その笑顔が、誰かの心を温め、

信頼という見えない絆を育てていくきっかけになるでしょう。

Color Presentsでは、色彩心理を活用した「信頼関係づくり」や「チーム力向上」のための研修を行っています。

好意の返報性を実践的に学びたい企業・団体様はお気軽にお問い合わせください。

人数問わず、柔軟に対応可能です。

Color Presentsでは、各企業の課題に応じオーダーメイドの研修を提供しています。

貴社に適したカリキュラムを共に考えていきますので、研修の詳細は、お気軽にお問い合わせください。
監修、研修実績は→こちらからご覧いただけます。
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【コラム執筆】荒岡真由美(プロフィール
Color Presents/アドバンスカラーセラピー本部代表
アドバンスカラーセラピー開発者
大学時代から色彩について学び、印刷・化粧品・ブライダル業界を経て独立。2009年、誰でも扱える名刺サイズの色彩心理ツール「アドバンスカラーセラピー」(アドバンスカラーは商標登録取得済)を開発し、資格取得者は3800名超。企業・団体研修を通じ、色彩心理を活用したコミュニケーション力向上や人材育成を支援。商工会でのエキスパート講師やイベント登壇、カラープロデュースなど活動は多岐にわたり、組織や人の可能性を引き出す取り組みを続けている。

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