対応に気をつけていたのに辞めていく・・・
パープル企業とは──問題が見えにくい新しい組織課題

近年、「ブラック企業のように過酷ではないが、働きがいも成長実感も乏しい企業」を指す言葉としてパープル企業が注目されています。

残業は少なく、人間関係も穏やか。
一見すると理想的な職場環境に見える一方で、社員が力を伸ばす機会に恵まれず、キャリアの停滞が起こりやすい点が特徴です。

問題は、過剰な負荷や理不尽さではありません。
むしろ「何も起こらないこと」そのものが、組織の成長を止めてしまうのです。

働きやすさが整った職場に潜む落とし穴

パープル企業の多くは、労働環境の改善に真剣に取り組んできました。

長時間労働を減らし、強い叱責を避け、ハラスメントのない職場を目指す。
その姿勢自体は、これからの時代に欠かせないものです。

しかし一方で、「求める」「任せる」「鍛える」といった関わりまで控えめになってしまうケースも増えています。
その結果、職場は穏やかでも、仕事を通じた成長実感を持ちにくい環境が生まれてしまいます。

「パワハラになるのではないか」という不安が組織を変えた

パープル企業が増えた背景には、管理職や先輩社員の強い不安があります。

「これを頼んだらパワハラと言われるのではないか」
「厳しく伝えたら問題になるのではないか」

こうした恐れから、負荷の高い仕事を任せず、指摘やフィードバックを控える対応が日常化していきました。

本来、成長には「少し背伸びした課題」や「耳の痛い指摘」が欠かせません。
しかし指導する側が萎縮することで、育成そのものが止まってしまうのです。

仕事は回っているのに、人が育たない理由

誰がやっても同じ成果が出るよう設計されているパープル企業では、失敗は減りますが、その分、
考える機会、判断する経験、責任を引き受ける感覚が育ちにくくなります。
そして、自分ではなくても良いのではないか・・・と自分の価値を認めることができなくなります。

安定はあるものの、学びは少ない。
その積み重ねが、組織全体の停滞につながっていきます。

若手社員が感じやすい静かな不安

表面上は不満が少なく見えても、若手社員の内側では、

  • 将来のイメージが描けない
  • 自分の強みが分からない
  • 成長している実感がない

といった感情が静かに積み重なっています。

穏やかな環境だからこそ、悩みを言葉にしづらく、気づいたときにはモチベーションが下がっていることも少なくありません。

「無理をさせないように」と気遣っていたのになぜ辞めてしまったのか?
それは、上記のような理由かもしれません。

若い人に無理をさせないではなく、やる気をいかに起こさせるかが、本人そして会社を成長させるポイントです。

解決の鍵は「厳しさ」ではなく「納得感」

パワハラを恐れて、育成を止める必要はありません。

大切なのは、
なぜこの仕事を任せるのか
この仕事は何のためにしているのか
成長を求めている人には、どんな成長につながるのか

を言葉にし、対話を重ねることです。

「無理な要求」ではなく、
意味のある挑戦として伝えることが、安心と成長を両立させます。

人が育つ組織は「思考と感情」を置き去りにしない


社員が自分の思考や感情を整理できるようになると、
同じ仕事でも学びの深さは大きく変わります。

自分を理解し、他者を理解する。
その積み重ねが、停滞した組織を少しずつ動かしていきます。

パワハラを恐れて「育てられなくなった組織」を、
対話と納得感のある育成文化へと変えていく研修をご提案

アドバンスカラーを活用し、

  • 思考傾向の可視化
  • 感情の整理
  • 伝え方・受け取り方のズレの理解

を通じて、
「安心」と「成長」を両立する職場づくりを支援します。

パープル企業から一歩抜け出したいと感じたとき、ぜひ研修という選択肢をご検討ください。

アドバンスカラーセラピーは、
癒しを目的としたものではなく、
前進のために心を整え、思考と行動を結び直す手法です。

 Color Presentsでは、各企業様の状況に合わせたサポートを行っています。

▲株式会社スズキガス様ご依頼研修ご紹介

研修後、活気づき業績もアップしたご報告をいただいている企業様です。
生き生きと仕事をしている姿を経営陣も喜ばれています。
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人数問わず、柔軟に対応可能です。
Color Presentsでは、各企業の課題に応じオーダーメイドの研修を提供しています。

具体的な事例を交えながら、貴社に適した施策を共に考えていきます。

研修の詳細やご相談は、お気軽にお問い合わせください。
監修、研修実績は→こちらからご覧いただけます。
3名様以上の企業研修には出張対応も可能です。詳細はお気軽にお問い合わせください。

【コラム執筆】荒岡真由美(プロフィール
Color Presents/アドバンスカラーセラピー本部代表
アドバンスカラーセラピー開発者
大学時代から色彩について学び、印刷・化粧品・ブライダル業界を経て独立。2009年、誰でも扱える名刺サイズの色彩心理ツール「アドバンスカラーセラピー」(アドバンスカラーは商標登録取得済)を開発。資格取得した門下生は3800名超。企業・団体研修を通じ、色彩心理を活用したコミュニケーション力向上や人材育成を支援。商工会でのエキスパート講師やイベント登壇、カラープロデュースなど活動は多岐にわたり、組織や人の可能性を引き出す取り組みを続けている。

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